並列された事項を覚えるテクニック【行政書士民法】

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行政書士試験に限らず、このテクニックはどんな試験勉強にも使うことができます。

とはいっても当然にやっているよ、という方も多い基本的テクニックです。

 

 

 

行政書士には、覚えなければならない用語がたくさんでてきます。

 

特に、「~の条件」や「~の効果」を複数個覚えなければいけない場面もあるでしょう。

 

 

行政書士試験の範囲から例をあげてみますと、

 

【憲法 参政権より】

日本の選挙の基本

1.普通選挙

2.平等選挙

3.自由選挙

4.秘密選挙

5.直接選挙

 

以上のような感じです。

 

これくらいなら普通に覚えることもできるでしょうが、民法や行政法ともなるとさらに多くの並列した事項を覚えなければなりません。

 

例えば民法でいうと「契約の種類」や行政法でいうと「行政行為の種類」などです。

 

そんなとき、簡単に頭の中に入れておける方法があります。

 

それは、「頭文字だけ並べるといった」方法です。

 

例えば上記の選挙の原則についてであれば、

1.普通選挙

2.平等選挙

3.自由選挙

4.秘密選挙

5.直接選挙

の頭文字だけとって、

 

「普平自秘直(ふへいじひちょく)」

と覚えるのです。

 

もっと簡単にひらがなの頭文字だけとって、

「ふびじひち」

でもいいかもしれません。

 

そこはひとそれぞれのやりやすい方法で良いでしょう。

 

 

注意点としては、同じ文字が含まれている場合に間違えやすいということですね。

 

 

 

 

行政法からも例をあげます。

 

行政法のいやなところは「行政行為の種類」を覚えることですね。

 

準法律行為的行政行為で4種類(受理、通知、公証、確認)、

 

法律行為的行政行為がさらに命令的行為(下命及び禁止・許可・免除)と形成的行為(代理・認可・特許)に分かれてそれぞれ3種類、

 

 

初見では訳がわかりませんよね!

 

これも頭文字で覚えてしまいます。

 

【覚え方の例】

「準法律は受通公確、法律の命は下禁許免、形は代認特。」

以上です。(並べ方等は個人の判断にお任せします)

 

 

さらに民法より、

【契約の種類13個】

贈与、売買、交換、消費貸借、使用貸借、賃貸借、雇用、請負、委任、寄託、組合、和解、終身定期金

 

これも

「贈売交消使賃雇請委寄組和終」

 

と覚えればよいのですが、少々長いため、

「ぞばこししちこういきくわし」

みたいな感じでも良いでしょう。

 

 

同じ文字が含まれているため、注意が必要です。

 

 

移転型、利用型、労務形、その他で順にしておくことで判別するようにしましょう。

 

 

 

並べて作った文章だけを繰り返し唱えておけばいずれ覚えてしまうというお得な暗記テクニックです。

(もちろん中身の勉強は別にやらなければなりませんが。)

 

 

勉強の導入期には特に効果的な暗記法だと思います。

 

 

 


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