以前から中央法規出版の社会福祉士テキスト・問題集や介護福祉士テキスト・問題集をおすすめしていますが、それはなぜかということはいくつか説明してきました。
ネットから購入する方も多くいらっしゃると思いますので今回はテキストの中身の画像をお見せしたいと思います。(著作権的にはよろしくないですが、悪いこと書いてないからいいですよね、中央法規出版さん・・・)
(画像は2016版のものです。また介護福祉士は「合格テキスト」のものです。)
介護福祉士は「受験ワークブック上下」または「合格テキスト」に分かれていますが、インプット学習はどちらか一種で十分です。どちらか迷いどころですが(「受験ワークブック」>「合格テキスト」)合格テキストでも十分合格レベルにいけると考えます。
(介護福祉士合格テキストの画像)
社会福祉士については、共通科目(精神保健福祉士と同一)編と専門科目編の二冊に分かれており、介護福祉士受験ワークブックは上と下に分かれています。なぜ介護福祉士を上下に分けたのかは不明ですが(介護福祉士合格テキストは一冊なのに)仕方ありません。介護福祉士同様にインプット学習はこれだけあれば他に必要ありませんからこちらで取り組むという方は上下揃えましょう。
(社会福祉士、介護福祉士ともにアウトプット学習として過去問題集または模擬問題集が必要となりますが、これもどちらか一種類で十分です。)
このテキストでは覚える項目ごとに「本試験出題実績」が載っていますので、頻出問題もすぐにわかります。
(社会福祉士受験ワークブックの画像)
ヤマをかけるのは基本的には避けた方が良いですが、頻出問題と未出題問題では当然頻出問題に比重がかかります。(未出題問題は時事問題に特に注意ですが)
全体をくまなく読み込んだうえで、試験直前期に頻出問題を重点的に押さえておくのが効率的だと思います。
そのためにも、本試験出題実績が項目ごとに記載してあるのは重要なのです。
あとは「論点の学習がない」ところもポイントが高いです。
一つの項目について「こういう理由でこうなった」「こういう経緯がある」等の解説はほぼありません。
それが良いのです。
社会福祉士・介護福祉士試験においては、一切の論点説明は必要ありません。
それよりか、覚えない方が良いと思います。
このテキストは箇条書きで書いてあるだけなので、それに従って項目をただ覚えるだけで合格レベルにたどり着けます。そのように作られているのです。
前にも記事にしましたが、「なぜ、こういう制度がつくられたのだろう」「この社会学者の考えはどういう内容なのだろう」ということを学ぼうとしてはいけません。合格への道の遠回りになりますから。
そういった学習は合格してからにしましょう。
本試験不合格者の中には、一見なんでこんなに勉強している人が落ちるんだろうと思ってしまう人もいますが、多くの原因はこれです。
本当に真面目で頭が良いのに不合格となってしまう。「勉強の要領が悪い人」です。
試験勉強の内容は、試験の中身によってだいぶ変わります。
社会福祉士・介護福祉士試験には論述問題はありません(注:事例問題は論述試験ではありません。)
また、論点を問う問題もほぼないと言っていいでしょう。
例えば、行政書士試験はちょっとした論述問題もありますし(やたら得点の比重が高いので落とせない)、論点を問う問題も多く出題されます。
一方社会保険労務士試験は、どちらかというと社会福祉士・介護福祉士試験よりの「論点よりも項目暗記が多い試験」だと思っています。(数字がやたら多くでてくるので大変ですが・・・)
なので、こういった出題内容によって勉強方法が変わってくるのです。
前述のように、社会福祉士試験や介護福祉士試験は「覚えるだけの試験」ですので、それに対応したテキストが必要なのです。
前述の対策テキストは「教科書」形式ではありません。暗記用のテキストという作りになっているからおすすめしています。
全てが箇条書き形式(図表もありますが)になっているテキストが一番この試験内容に合っている作りだと思います。
他の出版社からも良いテキストがでているとは思いますので自分に合ったテキストを選ぶことが大事ですが、まだ決めかねているという方や、よくわからないという方は、たくさんの合格者を生み出しているという実績がある中央法規出版を選んでおけば間違いはないと思います。
以下、今回の商品一覧です。長ったらしくてすみません・・・。
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