今年度(平成28年度)の社会福祉士試験及び介護福祉士筆記試験が終わりましたね。
「さあ、来年度に向けてスタートだ!」と気合いの入っている初受験生及び今年度社会福祉士・介護福祉士筆記試験の自己採点が悪かった方。
「ちょっとストップ!」です。
一概には言えませんが、私個人としては1年前からの勉強はあまりおすすめできません。
何故かというと、一番危険である「ダラダラ勉強」に陥ってしまう可能性があるからです。
はっきり言って、一般的には社会福祉士や介護福祉士筆記試験は「1年かけて勉強するものではない」。
半年前で十分でしょう。
3ヶ月前、介護福祉士であれば1ヶ月前から勉強して合格している人達はたくさんいます。人によって個人差はありますが、半年前から勉強を始めるのが標準的なのではないでしょうか。
ただし、勉強する時間がとれなそうだと思う方は少し早めに勉強を始めましょう。1日1時間以上はとれそうだと思う方は半年ないし3ヶ月前が丁度良いでしょう。
「不安だからとにかく早く準備がしたい!」と思っている方に無理にやるなと言っている訳ではありませんが、そういった方はモチベーションの低下に注意してください。
1年間勉強のモチベーションを保ち続けることは中々難しいです。
早くから勉強を始めたはいいが、試験直前になったら燃え尽きている。これだけはマズいのです。
勉強期にはしっかり集中して、試験に合わせてモチベーションを上げていく。これが理想ですね。
「まだ平成29年度のテキストが発売されていないのに平成28年度のテキストを買ってまで始めてしまう。」こんな方はこう考えてみましょう。
テキストを発売する時期は、テキストを発売する出版社からの、「早くてもテキストを発売するこの位から勉強を始めて十分だよ。」というメッセージが込められていると。
ちなみに私が使用した中央法規出版の教材に関しての発売日は、「社会福祉士・介護福祉士ワークブックは6月」、「社会福祉士・介護福祉士過去問集は5月」、「社会福祉士・介護福祉士模擬問題集は6月」(2016年度データ参照)でした。やはり半年前位ですね。
ではそれまでどうするか、
①試験の概要を知っておく
まずは試験問題数や試験時間、時期などをチェックしておきましょう。
公益財団法人社会福祉振興・試験センターのHPを見れば試験についての情報は手に入ります。まずは試験内容を知ることによりおおまかな部分を把握しましょう。
②過去問を解いてみる
同じく公益財団法人社会福祉振興・試験センターのHP内に過去問(三年分)と解答が載っています。何もわからないままこれを解いてみて体験してみても良いと思います。(ただし解説は載っていません)
③このブログを読んでおく
はっきりいってこれが一番有意義でラクです。
闇雲に早くから勉強を始めるより100倍は有効でしょう。
「社会福祉士」又は「介護福祉士」のカテゴリーを一日ないし一週間に1記事読んでおいてください。勉強方法の指針、試験問題の解き方などの知識がざっとわかってきます。試験半年前までには余裕で読めますから、一通り読んでおいて気になる所は覚えて(又はブックマーク)おいて後から確認できるようにしておきましょう。
「何もわからないまま昨年度の教材を買い漁る」、これだけは絶対にダメです。なぜならお金がもったいないからです。昨年度勉強が終わった方から借りることができるなら参考までに見ておくのも良いと思いますが。
一年前から勉強を始めることの危険性がわかったアナタ!しかし、それまでに済ませておかなければならないことはたくさんありますよ!
海外旅行、引っ越し、転職、結婚式、etc・・・
今日の記事まあまあ良かったぞ。という方投票お願いします!
にほんブログ村
管理人さま
この度の社会福祉士国家試験に無事に合格いたしました!
最後の模擬試験、権利擁護で0点を取り落ち込みましたが、プラス思考で捉えた結果、0点科目もなく終わりました。
苦手と思った現代社会で9点取れたのが大きかったです。
このサイトに本当に励まされました。
次は精神保健福祉士を目指します。
また受験生なので、こちらのサイトにもお邪魔します。
本当にありがとうございました!
おめでとうございます!なかなかの得点を取れたようですね。
次は精保ですか!精保対策は全くなく申し訳ないのですが、社福の問題を経験してるのだから難なく合格できると思います。頑張ってください!
今年も、不合格でした。毎年1点足りなくて泣いています。
過去問を繰り返しおこなったつもりでしたが、過去3年分で良かったのか、5年分実施した方がいいのでしょうか。模擬試験問題集を追加した方がいいですか?
来年に向けて取り組む際、テキストは2016年版では古いですか?
2018年版を購入した方が良いですか?
僅差での不合格、残念です…
来年に向けては
①経験者ということで過去問の範囲を広げても良いですが、基本は3回を繰り返しで大丈夫です!しっかりやり込めるなら範囲を広げましょう。
②テキストは古い物で十分です。なぜなら来年のテキストは今回出た問題の知識が増やされるだけだからです。
あとは「解法」だけです。これは問題に慣れるだけですが、具体的な内容についてはこのブログをもう一度読んでください!