それでは試験対策を含めた勉強法を紹介していきます。
昔から巷では、
「介護福祉士と社会福祉士は中央法規1本」
と言われています。
それだけ中央法規のテキストの質は高いということです。
なぜ中央法規をすすめるかというと、
まず、試験問題を作る試験委員の先生達は参考書に目を通す方が多いということ。
試験問題を作ってくださいと依頼されて、わざわざマイナーな書籍等から資料を引っ張ってくるという試験委員は少ないと思います。
受からせる試験であるため、基本事項からの出題がメインとなります。
あくまでも介護福祉士としてこれは知っておいてほしいという定番事項からの出題を考えるはずです。
現実に、(どの試験でもそうですが)同じような問題が繰り返し出題されているということが過去問を読むとわかります。
そうすると、やはり大手の教材を参考とする可能性が高くなります。
(実際に試験委員が大手の教材を参考にして問題を作る傾向があるのは各種試験のお約束事項として覚えておいてください)
そのため、中央法規でなければ駄目ということではありませんが、少なくとも実績のある大手の参考書が必須なのです。
上記を踏まえて提案する筆記試験の勉強法は
「中央法規のテキスト(と問題集)でひたすら繰り返し勉強する」
というものです。
用語集やチェック問題集などは一切必要ありません。
斬新さのない勉強法だな、と思う方もいると思いますが、
落ちている人のほとんどがこれをやっていないと思います。
介護福祉士試験に落ちる人(または何年も挑戦している人)の王道パターンは、
①試験対策ではなく、研究者になってしまう。
②試験対策本を使っているが、一冊のテキストを読んだら違うテキストに行ってしまう。
です。
①についてですが、
試験概要に載っている出題基準を読むとかなりの広範囲に渡る印象を感じられます。
これを図書館等で著書を借りて勉強しようとすると1年あっても足りません。
また、人物や理論、制度などを学習する際に、深く追求しようとしてしまいます。
この人物はどういう生い立ちだったか、この理論はどういう意味なのか、という風にです。
これでは何年あっても足りません。
結果、勉強する時間が足りなくなって不合格となります。
②についてですが、
一冊のテキストを読み終わったら別のテキストを読み始めてしまう人です。
一冊のテキストでは不安に思ってしまうのでしょう。
結果何冊もテキストを所有しているが、理解が浅い覚え方しかできません。
はっきりいいますと、試験では中央法規のテキストの中に載っていない問題も出ます。
しかし、だからといって全く問題はありません。
なぜなら、試験の合格基準は6割だからです。
中央法規のテキストを全て記憶したという人なら9割5分は取れているでしょう。
なので、その水準にどれだけ近づけるのかが重要なのです。
そのため、中央法規のテキスト一冊あれば十分です(問題集は別途必要)。
これを繰り返し読めば、何種類のテキストを読むよりも効果があります。
※ここで介護福祉士のみの提案なのですが、
上、下となっている中央法規のテキストが基本なのですが、
もっと短期でもっと低コストを望む方には
上図の合格テキスト1冊で十分だと思います。
これだけを繰り返しインプットします。
介護福祉士の試験範囲と特性からいうと、こちらでも十分対応できると思います。
(ただし、繰り返し読み込むこと)
また、読んだ回数と合格率は比例します。
何回読んだから終了、ではなくて期間内に何回読めたかが重要となります。
半年間に2回読んだ人より、1ヶ月に3回読んだ人のほうが合格率は高いでしょう。
1回より2回。2回より3回です。
このような短期集中型勉強法で、少ない時間と少ないお金でも十分合格できるのです。
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中央法規のワークブック、テキストで勉強しました。
分かりやすく、ポイイントともしっかり押さえてあるのでとても役立ち、何度も
繰り返し読むことでしっかり理解することができました。
29回の介護福祉士筆記試験の自己採点の結果は105点でした。
ワークブック、テキスト選びはとても重要だと感じました。
おめでとうございます!9割近くも取れたのですね。すごい。
そうとうやりこんだんでしょうね!
あとは通知が早く来るのを待つだけですね。成功例のご報告ありがとうございます!